「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」 -5月22日遊説を行いました②

5月22日(日) 聖蹟桜ヶ丘駅前、永山駅前、多摩センター駅前で遊説を行いました。
市議会議員 岸田めぐみの話です。

「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」

コロナ禍では貧困、虐待、不登校など厳しい環境下にある子どもの存在が浮き彫りになりました。また中学生で17人に1人、小学生は15人に1人が家族のケアをしているとの国の調査結果は大きな衝撃でした。多摩市も厳しい状況にある子どもが一定数いることは把握しており、子ども家庭センターへもヤングケアラーからの相談があるそうです。

さて今年4月、多摩市では「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」が施行されました。具体的なことはこれからですが、多摩市には子どもがアクセスしやすい相談窓口がないことから、子ども専用相談窓口が必要だと主張しました。市長は施政方針で「国や都の動きをみて考える」と述べましたが、厳しい状況に今現在置かれている子どもへの危機感が乏しいのではないでしょうか。

一方、地域の児童館にその役割を担ってもらうことにも期待を寄せています。児童館には、子どもが自分の置かれている状況に気付かなかったり、相談するのをためらったとしても、遊びや何気ない会話を通して、その厳しい状況に気付き、子どもたちの悩みに寄り添ってくれる専門職員がいます。市長は条例に基づく計画策定に向けて、厳しい状況の子どもに寄り添える実効性ある取り組みはもちろん、「子どもの権利」の理解を、大人にも子どもたち本人にも広げ深める啓発を求めました。

岸田めぐみ議員

岸田めぐみ 多摩センター駅前で遊説