ほっといてはいけない ヤングケアラー -遊説を行いました③

市議会議員、岩崎みなこの遊説の内容です。
昨年3月に実施されたヤングケアラーに関する全国調査には驚いた方も少なくないと思います。身近な子どもが家事や育児の手伝いをしているのを見て、「しっかりしている、偉い」と褒める前に、立ち止まって考える必要があるのです。ケアが必要な家族がいても、それを日常的、恒常的に子どもに担わせてはならないことを、今まではっきりできなかった大人の責任は大きいといえます。「ヤングケアラー」は子どもの権利が侵害されている状態だと理解しなければならないのです。生活者・ネットワークは「ひとりにしない子育て・介護」をスローガンにして子育てや介護の社会化を訴えてきましたが、改めて今、子どもたちに、ひとりでやることは決して偉いことでも褒められることでもないと伝えなければなりません。一人ではなく助けを求められる、本当はみんなで担う社会にしていきたいと思います。

遊説を行う岩崎みなこ議員