食べることは生きること~子どもの料理教室~

1124日、JM食育ネットワークメンバー管理栄養士の佐藤瑞恵さんを講師に食育をテーマとした子ども料理教室を実施しました。

参加者は小学生2年~3年生の男女10人、保護者4人。この日のメニューはししじゅうし(沖縄風まぜごはん)、秋野菜たっぷりザクザク汁(福島の郷土料理)りんごのクラフティです。 

まず、かつお節のみでとっただし汁と市販のだしの素でとっただし汁をのませて「どちらがおいしいか」と質問。子どもの多くは味が濃い市販の方、保護者は風味がいいとかつお節のみの方を選び、先生は子どもたちに化学調味料ではなく、かつお節でとった自然の味を覚えて欲しいと話された。

調理の説明後、3グループに分かれ、混ぜご飯用の豚肉とあげ、昆布を炒め、それを炊けたごはんに子どもたちは上手に混ぜ込みししじゅうしの出来上がり。野菜を切るのは少し危なげな包丁の使い方でしたが、お母さんと一緒に楽しそうに調理していました。リンゴのタフィは卵と生クリームを子どもたちは交代しながら混ぜ合わせカスタードつくりに挑戦。それを切ったリンゴに流し込みオーブンで焼いて出来上がり。さぁ、みんなで楽しく食事タイム。あちこちでおいしい!との声、ザクザク汁は野菜が苦手な子も完食! 

食後は少しお勉強の時間。子どものイラストを使って先生が「人間の体は何でできてるの?」と質問。男の子が「食べ物」と答える。朝食は頭の中が動き出す事、元気の源はきちんと食事をとることなどわかりやすく丁寧に話された。子どもたちも保護者の方もまた参加したいと好評でした。

教育部会 入江美恵子