2024年のはじめに

多摩・生活者ネットワークが誕生して40年。その記念イベントを年始早々に企画しています。正確には42年目ですが選挙や企画が決まらなかったという多摩ネット40周年ちらしのサムネイル諸般の事情があってちょっと遅れたのです。40年といえばかなりの期間頑張ってきたなと思います。一般に継続は力なりと言いますが、私たちは皆さんの思いを具現化してきたでしょうか。今自問自答しています。

時代の流れとともに女性議員も市民参加の機会も増え、子ども、女性、障がい者の権利も当時と比べて格段に認められてきています。この流れを作った一翼を生活者ネットワークも担ってきたと思います。

40年という節目に多摩ネットのあゆみ(簡単な年表ですが)をつくりました。その時感じたのは圧倒的に独自の調査活動が多かったということです。その都度多くの皆さんと意見交換してきました。昨年末の東京新聞に法政大学名誉教授の田中優子さんが「発表されたことをそのまま報道するのではなく疑問をもったことを自ら調査していくことのジャーナリストの役割の重要さ」をコメントしていらっしゃいました。私たちはジャーナリストではありませんが、自ら疑問を裏付ける調査活動を忘れていたのではないでしょうか。

念頭にそのような自戒を含め皆さんと多くの課題を共有できる機会を設けていきたいと思います。この社会を子どもたちに胸を張って手渡せるように日々努力していきます。

 

1月14日(日)午後2時~ パルテノン第1会議室にて

中央大学教授・池田賢市さんの「インクルーシブ社会をめざすために」の講演を予定しています。今の学校教育が子どもたちにとって楽しくないのはなぜ?学校教育を考える機会を皆さんと共に過ごしたいと思います。

ぜひ、ご参加ください!

多摩・生活者ネットワーク 代表 原田恭子