「しゃぼん玉月間」石けんを広めたいと毎年行っています

今年も「生活クラブ運動グループ多摩市地域協議会」のメンバーと一緒に市長の「しゃぼん玉メッセージ」を受け取りに行ってきました。

テレビで石けんのコマーシャルなんてほとんど見ることはありませんが、合成洗剤のコマーシャルは毎日何種類も流されていますね。石けんは水に溶けにくいし、においや石けんカスも気になるし、高いし……等使い勝手が悪いというイメージからか中々広まりません。でも石けんは添加物が少なく分解性も良いので手肌にも環境にもやさしいのです!

石けんも改良されて使い勝手が良くなっています。一度も石けんを使ったことがない方も以前使ってあきらめた方もぜひ石けんにチャレンジしてみてください

市への要望として、幼稚園などでしゃぼん玉遊びに合成洗剤が使われたりしている。幼稚園や保育園で石けんを使うことによって、保護者への啓発になるのではないか。また前回も提案した、職員への石けんについての学習や教育への取り組みについて再度提案をしました。市では来年5月の「グリーン購入」の改訂に向けて見直しを行っているということでしたので期待したいと思います。できるだけ多くの公共施設で石けんが使われるようになると良いですね。

★石けんと合成洗剤の違い★

  石けん 合成洗剤
歴史 紀元前3000年頃(古代ローマ) 第一次世界大戦中(1914~1918)ドイツで開発
原料 動植物性の油脂 石油
製法 天然油脂を苛性ソーダ・苛性カリで加水分解 石油から合成界面活性剤を製造
添加剤 炭酸塩<炭酸ナトリウム>(石けんの働きを高める) 水軟化剤(洗剤カスの発生を抑える)、工程剤(洗浄作用を強める)、分散剤(汚れの再付着を防ぐ)、蛍光増泊剤(色を白く見せる)、酵素(たんぱく質などの汚れを分解)、香料等

環境部会 徳永一美

 

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