希望をもって前に進もう!~東京ネット新春の集い

2月2日、ベルサール西新宿で東京生活者ネットワークの新春の集いが賑やかに開催されました。いつも一部は聞きたい学者さんや、活動家、政治家の方に来ていただいてお話を伺っていたのですが、今年は上智大学国際教養学部教授・中野晃一さん。DSCF2103

題して「日本政治の右翼化と市民社会の新たな連帯のかたち」。え~面白そう!と楽しみに早めに行って前の方の席をゲット。堂々たる体格の中野さんが登場し、隅々まで聞こえる大きな声でお話になったのはまずは日本の政治の歴史と現状、曲がりなりにもあった変革への期待が裏切られてきたのは90年代後半、アメリカへの追従路線の強まりとともにポスト冷戦の新右翼世代が台頭、自民の穏健リベラルが衰退したところから(間違いが)始まっている。安倍政権は特定秘密保護法、安全保障関連法など、様々な失政にもかかわらず支持率が下がらないのは何故かと意気消沈してはいけない。「チーム安倍」には破たんが見えているし、保守勢力のリベラル派ももう黙ってはいないだろう。今度の参議委員選挙に向けて「反安倍勢力」は立場を超えて結集して行こうと力強いメッセージを下さいました。そこで中野さんが強調したのは新しい市民の連帯に「シーズ」や「ママの会」など若い人や女性の参加に希望を見出しています。参加を広げていくための言葉の使い方やパフォーマンスなど共鳴を呼ぶ工夫に時間をかけて取り組んでいる姿に今までにはなかった戦略を見出しています。向井質問

参議院安保法制特別委員会の中央公聴会における奥田愛基さん、シーズによる大阪・梅田駅ヨドバシカメラ前緊急街宣での寺田ともかさんのスピーチ原稿を資料としていただきました。希望の方ご一報を!

原田恭子