2016年 なな山活動日誌

P10304122016年、2回目のなな山活動日は1月24日。天気はよかったけれど、山の上は風が冷たい一日でした。本日の目標は大きくなったコナラの木2本と、3本株立ちのこれも大きな山桜の1本を伐るという事でした。

「最初に山桜の伐倒です」と言われて、「これを伐るの?」というか、「これを伐らなければいけないの?」というのが正直な気持ちです。

14期のグリーンボランティア講座を終えて、木を伐らなければいけない。そのことは理解したつもりですが、目の前の木を見ると、どうしてもやるせない思いにかられます。「山桜は生命力が強いから伐っても又新しい目が出るよ」とその言葉になぐさめられ、伐倒の見学をし、初めてのチェーンソーとナタの使い方の練習をしました。力のない私はあまり役には立ちませんでした。美しい山桜の枝はナイフやフォーク、その他いろいろな道具になります。美味しいナメコのホダ木にもなります。里山の仕事は悲しいこともありますが、自然の中での活動は心楽しいものです。これから春になって美しい花たちに会えることを楽しみに励みたいと思い、なな山を後にしました。

環境部会 湯元八重子