求む!ツバメの目撃情報

毎年行っている一言提案。今年は「ツバメの目撃情報」です。東京ネットでも生き物調査を実施しているので連動した活動として、ツバメの目撃情報をあつめる一方、実際に歩いてみることにしました。パルテノン多摩が1986年と1987年に調査を行ったまとめを参考にかつてツバメの営巣が多く見られた聖蹟桜ヶ丘駅周辺をまずウオッチング。

車の通行や人通りがやや多い道路の両脇に巣を発見。5羽の雛が餌を運んでくれるのを待っています。もう一つの巣は巣立つところで、4羽いたという巣には今は1羽の雛がいて周辺を兄弟らしいツバメが飛んでいます。近くの美容院の軒先にも巣がみられましたが、卵を産んだ後何者かに巣を壊された後は、ツバメが来ないということでした。そのほかにも2か所空っぽの巣を見つけました。京王線のガード下では巣があったと思われる痕跡を確認。1987年度の調査結果と大きく開きがあり、ツバメが激減していると感じました。今後、ツバメの生態について学習しながら、専門家のレクチャーも受け、調査を継続していきたいと考えています。 

みなさま、ぜひツバメの目撃情報を多摩ネットまでおよせください。

環境部会 槇和子