なな山日誌

322日なな山緑地の会総会が開かれ、2名で参加してきました。

2014年度活動報告に続き、15年度は「緑地の自然をより豊かに」1)生物多様性の高まり 2)土壌有機物の増加保全を重点施策とする議案説明がありました。

一昨年10周年を迎え、今後の雑木林の方向性について熱く活発な議論が交わされ、永続的な活動のためには若い力の台頭が望まれるなどの意見が出されました。発足当初より木々も大きくなり、活動する皆さんの年齢も上がると新たな課題も出てくるようです。

 総会後は山に戻って作業開始。この日はジャガイモ植付、シイタケの収穫とホダ木の天地返し、菌打ち、雑木調査をそれぞれ分かれて行いました。私たち二人はジャガイモ作業に参加。切った種芋に灰をつけて畝に植付、肥料を入れて土をかぶせるところまで。7月の収穫が楽しみです。

昼食後、植物観察に行くと、ウグイスカグラの赤い花、黄色のヒイラギナンテン、ヒサカキの白、そしてお目当てのシュンランが春を待つ山に咲き始めていました。今年も会えてよかった。4月の声を聞くと、なな山は美しい彩りにあふれます。今年もケガなく楽しく活動に参加したいと思います。 

環境部会 石井栄美子