「ファミリーサポート事業の課題」~多摩ネット6月の全体会より~
ファミリーサポートセンター(以下ファミサポ)を受託している「NPO法人たすけあいの会ぽれぽれ」の山田さん、落合さんをお招きしてお話を伺いました。
ファミサポは地域で子育ての支援をするために、子育ての手助けをしてほしい人(利用会員)と子育てのお手伝いをしたい人(提供会員)の会員組織です。今年の3月末で利用会員(811名)、提供会員(194名)、両方会員(47名)となっています。
多摩市では「ぽれぽれ」が2004年からこの事業を受託し、10年間事故もなくきています。年間活動件数はピーク時は5700件でしたが、昨年度は4600件。10年間で利用する人の変化はほとんどなく、件数が減少してきているのは学童クラブが民間委託になったことや保育園の時間延長などによっています。本来は公的な制度が充実してファミサポのようなものはなくなったほうが良いのよとお話しされましたが、そうなるにはまだまだ先?いやいや絶対ならないだろうな~。
1時間では足りないほど多くの質問がだされ様々な課題が共有されました。ひとり一人の子どもに沿った、そして子どもの側に立った施策を展開していくためにも「子どもの権利条例」を多摩市に早急に作っていかなくてはなりません。