子どもの未来のために、保育と働き方を見直そう

 

夏の自然と子ども

最近、「保育園の倒産が増えている」というニュースが話題になっています。

待機児童を減らすためにたくさん作られた保育園ですが、少子化が進む中で保育園の数が減っていくことは、避けられないことなのかもしれません。

でも、ここで大事なのは「数」だけでなく、「子どもにとって本当に良い保育園」をきちんと守っていくことです。

 

たとえば、駅の近くにあったり、英語や音楽のレッスンがある保育園は人気があり、残りやすいと言われます。けれども、そういった大人の都合だけでなく、子どもの成長にとって本当に良い環境を大切にしたいものです。

 

・自然の中でのびのび遊べる

・子どもの自主性を育てる遊びの時間の充実

・安定した愛着形成を支えるための人材確保

 

こうした保育が守られていくことが、とても大切です。

 

そのためには、こうした保育を大切にしている園に補助金が届く仕組みや、保育士さんたちの給料をしっかりと上げることが必要です。

これは介護や学校、農業など、「人を支える仕事」全体に共通する課題でもあります。

 

また、親の働き方も見直す必要があります。働き方がもっと柔軟になれば、親も安心して子育てと仕事を両立しやすくなります。

 

7月20日には参議院議員選挙があります。

子どもたちにとって大切なことは何か、これからの社会にどんな未来をのぞむのか。私たち一人ひとりが考え、投票という形で意思を示していけたらと思います。M